些か表現はよろしく無かろうが、現実として世の中にはいろんな場がある。偏差値の高い学校低い学校、お金持ちしか事実上住めない町、お金持ちは基本的に住まない町、等々。
職場もしかり。誤解を恐れず端的に言えば(従業員の平均的な能力の)レベルの低い職場、高い職場というのが厳然として存在すると思う。
どちらが良いのか。レベルの低い職場であれば能力で認められやすい。レベルの高い職場であれば能力で認められるのは難しくなるが、おおむね給料は高いし福利厚生も整っており、安定感のあるケースが多いだろう。
正直なところどちらが良いかは一概にいう事は難しい。単にレベルが低い職場とひとくくりには出来ない。レベルが低くて合う職場もあれば合わない職場もある。レベルが高くても同じだ。
どんな職場でも能力を発揮し評価されるのがプロフェッショナルであり本物の人材だ、といえばそれまでだが、そんな人がどれほど居るのか、甚だ疑問である。
能力の低い人たちの中で努力し引っ張って成長できるタイプもいれば、能力の高い人達の中に入って切磋琢磨して成長できるタイプもいるだろう。
自分がどちらのタイプか初めからわかれば良いが、それもやってみなければ意外とわからなかったりするから厄介である。
明確な答えが見つかる人はよい。こんな記事を読むことも無いだろう。だが明確な答えが見つからない人も又多いのではなかろうか。私もその一人だ。
いっそ考えてもわからない事を考えるのは無駄、と割り切り、縁や偶然に身を任せてみるのも良いかもしれない。
もちろん後悔する事もあろう。だが後悔するという事は少なくともこれまでの選択が間違っていた可能性に明確に気づき、新たな選択を行える事には気づいたという事でそれも、何が正しいかわからない現状からすれば大きな進歩であると思う。
そんな風に考えれば、ひとまず結論を出す事が出来るのではないか、という話。
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